ホームページがない会社の探し方
Googleマップで数分で見つける手順
ホームページがない会社は、地図に電話番号と住所があっても、自社サイトへの入口がありません。そうした会社をGoogleマップで絞り込み、確認し、提案につなげる方法を、日本の事情に合わせて解説します。
企業探し
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9分で読めます
主なポイント
- ホームページがない会社とは、Googleマップに電話番号と住所はあるのに、ウェブサイト欄が空の事業者のことです
- Googleのガイドラインが求めるのは電話番号またはウェブサイトのどちらか一方なので、電話番号だけでもプロフィールは公開できます
- 無料のVonsel Chrome拡張機能で検索結果を取得し、ウェブサイト欄が空の行に絞ってから、1件ずつ目視で確認します
- 広告宣伝メールは特定電子メール法のオプトイン規制の対象です。公表メールがない会社には、まず電話や訪問が現実的です
結論
ホームページがない会社は、どうやって探せますか?
ホームページがない会社とは、Googleマップに電話番号と住所は載っているものの、ウェブサイトのリンクがない事業者のことです。探すには、Googleマップで業種と地域を検索し、Chrome拡張機能で結果を取得してウェブサイト欄が空の行に絞り込み、最後に1件ずつ手作業で確認します。
コードもAPIキーも必要ありません。1つの業種を1つの市区町村で調べるなら、手順はすぐに終わります。流れを先に見たい方は、拡張機能のページでチュートリアル動画を見ると、検索から絞り込み済みの一覧までの一連の操作が確認できます。
- 業種と地域を決める。「大阪市 美容室」「福岡市 工務店」のように、具体的な業種を1つの地域に絞って検索します。1回の検索を1業種1地域にすると、一覧が散らかりません。
- 検索結果を取得する。Vonselのポップアップを開くと、表示中のビジネスが行として並びます。名前、電話番号、住所、カテゴリ、評価、ウェブサイト欄が取得されます。
- ウェブサイト欄が空の行に絞る。空欄の行だけを残します。具体的な操作は、Vonselでウェブサイトを持たない企業を絞り込む手順で画面つきで紹介しています。
- 1件ずつ確認する。店名と地名で検索し、プロフィールのリンクを開いて、実際にホームページがないかを確かめ、あれば一覧から外します。
- ダッシュボードに送る。残った事業者は、地図上のCRMに入ります。そこで電話の順番や訪問ルートをエリア単位で組み立てられます。
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信用
ホームページがない会社は怪しいのですか?
ホームページがないというだけで、怪しい会社とは言えません。ただし、調べる側の不安は実在します。2025年6月に、制作会社の株式会社NEXER Groupと株式会社くまwebが全国の男女891人にインターネット調査を行い、結果を公開しています。気になる会社を調べる手段は「検索エンジン」が86.3%で最多でした。SNSのアカウントだけでホームページがない会社については、42.5%が「信用できる会社か不安になる」と答えています。ホームページ制作を手がける会社による調査なので、立場に偏りがあることは前提にして読んでください。
この数字は、売る側にとっては提案の根拠になります。店名を検索した人は、ほとんどの場合、ホームページを探します。そこに何もなければ、オーナーが気づかないところで機会を逃しているかもしれません。一方で、会社の実在を確かめたい人には、公的なデータベースが使えます。国税庁法人番号公表サイトでは、法人番号の指定を受けた法人の商号、所在地、法人番号の基本3情報を検索できます。個人で営業するお店は対象外のことが多いため、電話や来店でも確認します。
86.3%
気になる会社を調べるとき、まず検索エンジンを使う人の割合
42.5%
SNSのみでホームページがない会社を「信用できるか不安」と感じる人の割合
891人
調査の対象。2025年6月、制作会社2社によるインターネット調査
仕組み
なぜGoogleマップにはホームページがない会社が載っているのですか?
Googleが、ウェブサイトを必須にしていないからです。Googleビジネスプロフィールのガイドラインでは、個々のビジネス拠点に直接つながる電話番号を指定するか、拠点ごとに1つのウェブサイトを指定するよう案内されています。つまり電話番号があれば足り、配管工事店でも美容室でも、サイトを持たないまま地図に載り、口コミを集め、検索で上位に出ることがあります。
現場でよく聞く理由は単純です。紹介と常連で仕事が回っている、予約はInstagramや電話で足りている、制作費が高そうで後回しにしてきた、文章や写真を用意する時間がない。どれも、すでにプロフィールを作り、口コミを集め、電話にも出ている事業者の事情で、ホームページ制作やローカルSEOにとっては温度の高い見込み客です。
ただし、空欄をすべて同じに扱うことはできません。Googleは、プロフィールに予約や注文などのリンクを追加できるとヘルプで説明しています。注文リンクだけがあるラーメン店と、何もない個人商店では、提案の中身が変わります。この違いを見分けるのが、次の確認の手順です。
方法の比較
どの探し方が一番速いですか?
検索エリア全体を拡張機能で取得する方法が、再現しやすく最も速い探し方です。手作業のスクロールは数件の確認に向き、街歩きは1つの商店街に向いています。実際には2つを組み合わせる人が多くいます。
| 方法 | 速さ | 向いている場面 | 弱点 |
| Googleマップを手でスクロール | 遅い | 1つの通りや数件をざっと見る | タブを閉じると一覧が消える |
| Chrome拡張機能で取得 | 速い | 1業種1地域をまとめて、ウェブサイト欄で絞る | 1件ずつ目視で確認が必要 |
| 商工会議所や業界団体の名簿 | 普通 | 地図で上位に出にくい事業者 | 情報が古いことがある |
| SNSで検索 | 遅い | SNSだけで集客する店 | 大量に絞り込めない |
| 街を歩く、車で回る | 遅い | 1エリアでの飛び込み訪問 | 回れる範囲が狭い |
市区町村をまたいで広く調べたいときは、地区ごとに1回ずつ取得して重ねていきます。同じ事業者が複数の結果に出てくる場合の重複は、Google Place IDの逆引きで扱う識別子を使うと避けやすくなります。
品質チェック
本当にホームページがないか、どう確認しますか?
店名と地名で検索し、プロフィールのリンクを全部開いてください。空欄は「どこを見るか」を教えてくれるだけで、証拠ではありません。この手順を飛ばすと、すでにサイトのあるお店に「ホームページはいかがですか」と送ってしまう、恥ずかしい失敗につながります。次のチェックリストを、リストに入れる前の全件に使います。
- 「店名 地名」で検索する。公式サイトが出てきたら、その事業者は外します。
- プロフィールのリンクを開く。予約、注文、SNSのリンクがあれば、提案内容を変える材料になります。
- 口コミの新しさを見る。最近の口コミがあれば、営業中で動いている事業者です。
- 電話番号を1度試す。つながらない番号は、見込み客ではありません。
- 法人なら実在を確認する。国税庁法人番号公表サイトで商号と所在地を照合します。
1件に2分かけても、返信率の差で取り戻せます。開店したばかりの事業者は、プロフィールがサイトより先にできていることがよくあります。早めに声をかける価値があるため、新規開業企業リストの作り方もあわせて読んでみてください。
空欄のウェブサイト欄は、どこを見るかを教えてくれます。確認のチェックリストは、誰に電話するかを教えてくれます。
狙い目
どの業種にホームページがない会社が多いですか?
電話、紹介、来店で顧客を獲得する業種が、最初に調べるのに向いています。以下は出発点となる傾向であり、割合の数字ではありません。実際の割合は、あなたの地域で取得した結果が教えてくれます。
工務店・設備工事・リフォーム
水道、電気、空調、塗装、造園などは、電話と紹介で仕事を受けていることが多く、プロフィールに電話番号しかないことがあります。サービス内容と電話ボタンだけの簡単なサイトでも、最初の一歩になります。
飲食店・カフェ・パン屋
個人経営の居酒屋、食堂、カフェは、予約サイトやSNSの投稿を店の顔にしていることがあります。メニューと地図、営業時間をまとめたページがあるだけで、初めて来る人の不安が減ります。
美容室・理容室・ネイル
電話やメッセージで予約を受けている小規模サロンは、予約ページがあれば、やり取りの手間が減り、見た目にも信頼感が出ます。
個人商店・新規開業の店
地元の専門店や、開業したばかりの店は、地図のプロフィールだけが先にあることがあります。最初に声をかけた制作者になれる可能性が高い層です。
Googleマップを、営業リストに変える
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提案
ホームページがない会社のリストを、受注につなげるには?
売り込みの前に、「店名で検索したお客さんが行き着く先がない」という状況を伝えてください。いま他へ流れているお客さんの受け皿として、ホームページを提案します。次の一歩は小さくします。10分の電話、1ページのサンプル、無料の現状確認で十分です。
表計算の一覧は出発点にすぎません。Vonselのダッシュボードでは、取得した事業者が地図上に並ぶので、電話の順番や訪問ルートを地区ごとに組み立てられます。取得した事業者にGoogleの口コミを追加すれば、お客さんが褒めている点や困っている点を読み取れます。「メニューがネットで見つからない」という口コミのあるカフェは、1ページのサイトを提案する理由が最初からそろっています。さらに、事業者ごとに、見つけた内容に触れたAIメールの下書きを作れます。
売り込み方の全体像は、ウェブサイトを持たない企業を探してウェブデザインを販売する方法にまとめています。サイトはあるが古い会社を探す場合は、古いホームページの会社を探す方法が参考になります。無料で始められ、規模を広げる段階の機能は料金ページで確認できます。
ホームページが見つからないのは、行き止まりではありません。それが最初の一言になります。
ルール
ホームページがない会社に営業メールを送っても大丈夫ですか?
広告宣伝メールは、原則として相手の事前の同意がなければ送れません。地図の情報は公開されていても、連絡の方法には別のルールがかかります。データの取得そのものについては、Googleマップのスクレイピングは合法かで整理しています。法人向けか個人向けかの違いは、B2BデータとB2Cデータの法的な違いが参考になります。
メールについては、日本データ通信協会の迷惑メール相談センターが特定電子メール法を次のように説明しています。広告宣伝メールは原則としてあらかじめ送信の同意を得た相手にだけ送れること、送信者の名称やオプトアウト先などの表示義務があること、送信者情報を偽ってはならないことです。ホームページなどで公表されている団体や営業を営む個人のメールアドレスは、オプトイン規制の例外とされます。ただし、アドレスとともに送信を拒否する旨が表示されていれば例外になりません。
送信者情報を偽った場合や命令に従わない場合は、1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金、法人には3000万円以下の罰金とされています。ホームページがない会社には、そもそも公表メールがないことが多いので、まず電話や訪問、郵送を軸にするのが現実的です。ほかの連絡手段にも別の法令が関わる場合があります。これは一般的な情報であり、法的助言ではありません。大規模に送る前に、専門家へ確認してください。
まとめ
この記事の要点
- ホームページがない会社は、Googleマップの電話番号と住所があり、ウェブサイト欄が空の事業者です。
- ホームページがないことは、それだけでは怪しい根拠になりません。実在は国税庁の法人番号公表サイトなどで確かめられます。
- 拡張機能で取得し、空欄に絞り、必ず1件ずつ確認してから連絡します。
- メールの前に特定電子メール法を確認し、公表メールがない会社には電話や訪問から始めます。
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よくある質問
ホームページがない会社を探すにはどうすればよいですか?
Googleマップで業種と地域を検索し、無料のVonsel Chrome拡張機能で検索結果を取得して、ウェブサイト欄が空の行だけに絞り込みます。そのうえで、店名と地名で検索し、プロフィールのリンクを開いて、本当にホームページがないかを1件ずつ確認します。残った事業者が、ホームページ制作やローカルSEOの見込み客です。
ホームページがない会社は怪しいのですか?
ホームページがないことだけで怪しいとは言えません。Googleのガイドラインは電話番号またはウェブサイトのどちらかを求めており、紹介や常連客で成り立つ会社は珍しくありません。実在を確かめたい場合は、国税庁の法人番号公表サイトで商号と所在地を調べ、電話や来店でも確認すると安心です。
Googleマップのウェブサイト欄が空なら、本当にホームページはないのですか?
いいえ、空欄はプロフィールにリンクが登録されていないという意味にすぎません。オーナーが自社サイトを作っていても登録していない場合や、予約・注文リンクとSNSだけを載せている場合があります。店名と地名で検索し、プロフィールのリンクを開いてから、ホームページがない会社として扱ってください。
ホームページがない会社の存在をどうやって確認できますか?
株式会社などの法人であれば、国税庁法人番号公表サイトで商号、所在地、法人番号の基本3情報を検索できます。個人のお店は対象外のことがあるため、Googleマップの口コミの新しさ、電話がつながるか、ストリートビューで店舗が確認できるかを合わせて見てください。1つの手がかりだけで判断しないのがコツです。
ホームページがない会社を無料で探せますか?
はい。Googleマップを手で見ていけば無料ですが、一覧を保存できず時間がかかります。VonselのChrome拡張機能は無料で始められ、表示中のビジネス情報を取得して、ウェブサイト欄が空の事業者に絞り込めます。もっと本格的に営業を進める段階になったら、料金ページで機能を確認してください。
ホームページがない会社に営業メールを送っても違法になりませんか?
広告宣伝メールは、特定電子メール法により原則として事前の同意が必要です。ホームページなどで公表されている団体や営業を営む個人のメールアドレスは例外とされますが、受信拒否の表示があれば例外になりません。公表メールがない会社には、まず電話や訪問を使う方が現実的です。一般的な情報であり、法的助言ではありません。
ホームページがない会社には最初に何を伝えればよいですか?
売り込みより先に、店名で検索した人が行き着く先がないという事実を伝えます。業種と地域に触れ、口コミで気づいたことを1つ添え、短い電話や1ページのサンプル提示のような小さな次の一歩を提案してください。数行にまとめた具体的なメッセージの方が、定型文より返信を得やすくなります。