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Googleマップのメールアドレス抽出企業サイトの公開アドレスを無料で集める方法

Googleマップの店舗情報にメールアドレスはありません。連絡先は企業のウェブサイトの中にあります。取得の流れ、リストの確認方法、日本で営業メールを送るときの法律の見方をまとめました。

主なポイント
  • Googleマップの店舗情報にも公式のPlaces APIにもメールアドレスの項目はありません。メールアドレスの抽出は、各企業のウェブサイトを開いて、公開されている連絡先を読み取る作業になります。
  • 無料のVonsel Chrome拡張機能は、マップ検索で店舗情報を取得し、各企業サイトから公開メールアドレス、追加の電話番号、SNSリンクを補完する2段階を自動で行います。
  • 日本では特定電子メール法により、広告宣伝メールは原則として事前同意が必要です。ただし、アドレスをインターネットで公表している法人や事業を営む個人には、送信拒否の旨が公表されていなければ同意なしで送れる例外があります。
  • 無料プランでは200件の企業をサイト情報の補完つきで試せます。フルエクスポートやAI機能はプランによって異なります。

メールアドレス抽出とは、Googleマップで企業の一覧を取得し、各企業のウェブサイトに公開されているメールアドレスを読み取って、リストにまとめる作業です。マップの店舗情報そのものにはメールアドレスが載らないため、この2段階が欠かせません。Vonselは無料のChrome拡張機能で、両方を続けて実行します。

Googleマップにメールアドレスが表示されないのはなぜですか?

店舗情報が、メールアドレスを持つ前提でつくられていないからです。表示されるのは、名前、カテゴリ、住所、電話番号、ウェブサイト、営業時間、評価、口コミまでです。開発者向けも同じで、Places APIのデータフィールドには電話番号とウェブサイトURIがありますが、メールアドレスの項目は一つもありません。

メールアドレスは、ウェブサイトのワンクリック先にあります。多くの企業が、お問い合わせページ、会社概要、フッターのいずれかに info@ や contact@ のようなアドレスを載せています。問い合わせフォームだけを用意して、アドレスを載せないサイトもあります。そのため、Googleマップのメールアドレス収集ツールは、実際には2つの工程に分かれます。マップの検索結果を取得し、そのあと各ウェブサイトを開いて公開内容を読む、という流れです。

開いているページだけを読む汎用の抽出ツールは、地域の営業リスト作りには向きません。企業の一覧が見えず、一度に1ページしか扱えないからです。次の表は、マップからメールアドレスを集めるときによく使われる4つの方法の比較です。

方法企業の一覧を取得できるかメールアドレスを取得できるか手間
手作業のコピー&ペーストできる。ただし1件ずつ各サイトを開いて探した場合のみ100社で半日仕事
ページ上の汎用メール抽出ツールできない。開いているページだけそのページの分だけURLを1つずつ指定
Google Places APIできる。コードを書く場合できない。メールの項目がないAPIキー、課金設定、コードが必要
サイト情報を補完するマップ用ツールできる。地図を動かすたびに取得できる。サイトが公開している場合検索、開始、エクスポート
マップ検索から数分でメールアドレスを集める
拡張機能を追加して、Googleマップで検索するだけです。Vonselが店舗情報の裏にあるウェブサイトを読み取ります。無料プランで200件の企業を試せます。
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Googleマップからメールアドレスを抽出する手順は?

手順は5つです。拡張機能を入れ、検索し、開始を押し、地図を動かして、保存とエクスポートを行います。作業はすべてChrome上の、いつものGoogleマップで完結します。先に操作を見たい場合は、拡張機能のページにあるチュートリアル動画をご覧ください。

  1. 拡張機能をインストールします。ZIPファイルをダウンロードし、chrome://extensions を開いてデベロッパーモードをオンにし、解凍したフォルダを読み込みます。拡張機能のページに、スクリーンショット付きで各手順があります。
  2. Googleマップで検索します。「大阪市 歯科医院」や「名古屋 税理士事務所」のように、業種と地域を具体的にします。絞るほど、きれいなリストになります。
  3. 「地図の移動時に結果を更新」をオンにして、開始を押します。Vonselは地図を動かすたびに企業を集めていくので、最初に見えているピンだけに限られません。
  4. 対象エリアの中を動かします。狙いたい駅周辺や区ごとに、地図を移動します。一時停止、再開、検索の保存は、いつでもできます。
  5. 保存、補完、エクスポートします。Vonselは企業のウェブサイトを訪ね、公開されているメールアドレス、追加の電話番号、最大118のSNSなどのプラットフォームへのリンクを探します。結果はCRMに取り込むか、ファイルに書き出せます。

手元にあるサイトの連絡先だけが必要なら、同じ考え方で1つのドメインからも抽出できます。マップ全体の流れをもっと詳しく知りたい方は、Googleマップのデータ抽出ガイド(無料)をご覧ください。

メールアドレス抽出ツールで取れる情報と、取れない情報は?

取れるのは、各企業が自分で公開した情報だけです。結果はサイトごとに違うので、空欄が出ることを前提にしてください。ページに載っていないアドレスを、ツールが作り出すことはできません。

空欄になりやすいのは、ウェブサイトがない企業、問い合わせフォームしかないサイト、そして担当者名の入ったアドレスがほしいのに info@ のような共有アドレスしかない場合です。サイトを持たない企業は、ホームページ制作や予約システムの有力な見込み客にもなります。ウェブサイトを持たない近くの企業で探せます。

データ項目取得元必ず入っているか
企業名、カテゴリ、住所Googleマップの店舗情報はい
電話番号とウェブサイトGoogleマップの店舗情報オーナーが登録している場合
評価と口コミGoogleマップの店舗情報口コミがある場合
メールアドレス企業のウェブサイトサイトが公開している場合のみ
追加の電話番号とWhatsApp企業のウェブサイトサイトが公開している場合のみ
SNSのリンク企業のウェブサイトサイトがリンクしている場合のみ

エクスポートファイルは、データ項目ごとに1列です。そのままスプレッドシートで開けますし、HubSpot、Pipedrive、Instantly、lemlist、Mailchimpなどにも取り込めます。

送信前に、抽出したメールアドレスをどう確認すればよいですか?

確認は4段階です。重複を消し、共有アドレスと個人宛てを分け、届くかどうかを検証し、少量ずつ送ります。抽出したままの生のリストには、古いアドレスや共有アドレスが混ざっているのが普通で、そのまま送ると送信ドメインの評価が下がります。

  1. 重複を消します。チェーン店や複数店舗のブランドは、店舗ごとに同じ受信箱を載せていることがあります。
  2. 共有アドレスと個人宛てを分けます。info@ や contact@ は担当チームに届きます。氏名の入ったアドレスは個人に届くので、扱いに注意が必要です(次の見出しを参照)。
  3. 検証します。メールを送らずに確認する方法は、メールアドレスの検証方法をご覧ください。
  4. 少量から始めます。いきなり大量に送らず、送信ドメインを少しずつ慣らしてください。

受信側のサービスも基準を設けています。Gmailのメール送信者のガイドラインは、Postmaster Toolsで報告される迷惑メール率を0.10%未満に保ち、0.30%以上にならないようにすることを求めています。また、Gmailアカウントに1日5,000件を超えるマーケティングメールを送る場合は、ワンクリックでの登録解除が必要です。件数が少ない送信者も、評価の仕組みから外れるわけではありません。

日本で、抽出したメールアドレスに営業メールを送ってもよいですか?

企業が公開しているビジネス用アドレスを集めること自体は、BtoBの営業でよく行われています。ただし、送信は法律の対象です。以下は一般的な情報であり、法的助言ではありません。個別のケースは弁護士などに相談してください。

特定電子メール法。総務省の「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律のポイント」によると、広告宣伝メールは、原則としてあらかじめ同意した相手にだけ送れます(オプトイン方式)。例外として、取引関係にある相手、名刺などでアドレスを通知した相手のほか、自己のメールアドレスをインターネットで公表している相手(個人の場合は営業を営む場合に限る)には、同意なしで送れます。ただし、アドレスの公表とあわせて広告宣伝メールを送らないよう求める旨が公表されている場合は、同意なしでは送れません。

送るときの義務もあります。送信者の氏名または名称、受信拒否の通知ができる旨、受信拒否の通知先(メールアドレスまたはURL)の表示が必要で、送信者情報を偽ることは禁止されています。受信拒否の通知を受けたら、以後は送れません。送信者情報を偽った送信には、1年以下の懲役または100万円以下の罰金(法人は3,000万円以下の罰金)という罰則があります。同意を得て送る場合は、同意の記録を、最後に送った日から1か月保存する必要があります。

個人情報保護法。個人情報保護委員会のガイドライン(通則編)は、特定の個人を識別できるメールアドレスを個人情報の例に挙げています。会社名と氏名から、誰のアドレスか分かる場合がその例です。氏名つきでリスト化すれば、個人情報データベース等にも当たりえます。個人情報になる場合は、利用目的の特定などの義務が生じます。担当者名入りのアドレスは、info@ のような共有アドレスとは分けて管理しましょう。

送り先同意なしで送れるか(特定電子メール法)確認すること
すでに取引関係がある相手例外にあたる通販の広告メールを個人に送る場合は、特定商取引法が別にかかります
名刺などでアドレスを通知してくれた相手例外にあたる受信拒否の連絡があれば、以後は送らない
自社サイトにアドレスを公表している法人、営業を営む個人例外にあたる。ただし、広告宣伝メールを送らないよう求める公表があれば不可サイト上の「営業メールはお断り」などの記載を確認する
公表されていないアドレス、推測したアドレス原則として事前の同意が必要同意を取得し、その記録を保存する

EU圏の相手に送る場合など、ほかの国の規則は別です。最初のキャンペーンの前に、BtoBデータとBtoCデータの法的な違いと、Googleマップのスクレイピングは合法かの解説もご覧ください。

メールアドレスを集めたあと、どう営業につなげますか?

1通ごとに、その企業ならではの話題から始めます。アドレスのリストは出発点にすぎず、返信が来るかどうかは関連性で決まります。Vonselは、取得した企業をすべて地図上に置き、カンバンボード、カレンダー、メモ、タグ、カスタムフィールドを備えたCRMで管理します。アドレスは文脈とつながったまま残ります。

代理店やフリーランスの場合、その文脈になるのは多くの場合、Googleの口コミとウェブサイトの有無です。それをもとに「きちんと調べました」と伝わる一文を書き出しに入れ、全員に同じ文面を送るのではなく、地域の企業向けコールドメールのテンプレートを相手に合わせて調整してください。送信するメールには、送信者名と配信停止の方法を必ず入れます。

拡張機能は無料で、無料プランでは200件の企業を試せます。有料プランでは、取得件数の上限、エクスポート、AI機能が広がります。現在の内容は料金ページでご確認ください。

メールアドレスの抽出は、スタート地点にすぎません。価値が生まれるのはその先です。送る前にアドレスを確認し、書く理由を選び、返信を見失わないようにしましょう。

情報源

メールアドレスを集めて、実際の営業に使う
無料の拡張機能を入れてGoogleマップで検索すれば、各サイトが公開している連絡先つきの、地図型CRMが手に入ります。機能を見ることも、拡張機能のガイドをもっと読むこともできます。
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よくある質問

メールアドレス抽出ツールとは何ですか?
メールアドレス抽出ツールとは、ウェブページに公開されているメールアドレスを読み取り、リストにまとめるツールです。1つのサイトだけを調べるものもあれば、Googleマップのようなディレクトリから企業の一覧を取得し、各企業のウェブサイトを順に訪ねるものもあります。結果はCSVやExcelで書き出して、確認や営業に使います。
Googleマップのメールアドレスを無料で抽出できるツールはありますか?
あります。VonselのChrome拡張機能は無料でインストールでき、無料プランでは200件の企業を、サイト情報の補完、フィルター、保存済み検索つきで試せます。マップ検索から店舗情報を取得し、各企業サイトに公開されたメールアドレスを読み取り、サンプルを書き出します。フルエクスポートはプランによって異なります。
Googleマップに企業のメールアドレスは表示されますか?
表示されません。Googleマップの店舗情報に載るのは、名前、カテゴリ、住所、電話番号、ウェブサイト、営業時間、口コミなどで、メールアドレスはありません。公式のPlaces APIのデータフィールドにも電話番号とウェブサイトURIはありますが、メールアドレスの項目はありません。たいていは企業サイトのお問い合わせページやフッターに載っています。
抽出したメールアドレスはどのくらい正確ですか?
抽出ツールはサイトが公開している内容をそのまま取り出すので、掲載された時点では実在するアドレスです。ただし、古くなったもの、info@のような共有アドレス、部署宛てのものが混ざります。精度はサイトごとに違うため、送信前に重複を削除して検証してください。サイトや公開アドレスがない企業からは、何も取得できません。
抽出したメールアドレスに営業メールを送ってもよいですか?
送り先によって変わります。特定電子メール法では広告宣伝メールは原則として事前の同意が必要ですが、アドレスをインターネットで公表している法人や事業を営む個人には、送信拒否の旨が公表されていない限り同意なしで送れる例外があります。氏名から個人が分かるアドレスは、個人情報保護法の対象にもなります。個別の判断は専門家に相談してください。
抽出したメールアドレスをExcelやCSVで書き出せますか?
はい。Vonselの有料プランでは、Excel、CSV、JSON、Googleスプレッドシート、またはVonselの地図型CRMに書き出せます。データ項目ごとに1列で、メール、WhatsApp、各SNSも含まれます。無料プランには、上位10社分が全項目そろった状態で入った2つのエクスポートサンプルがあり、アップグレード前に形式を確認できます。
メールアドレス抽出ツールとメール検索ツール(メールファインダー)の違いは何ですか?
抽出ツールは、ページにすでに公開されているアドレスを集めます。メール検索ツールは、人名と会社のドメインから、もっとも可能性の高いアドレスを推測または照会します。Googleマップに載る地域の店舗や事業所なら、オーナー自身が公開した受信箱をまず取得できるので、ウェブサイトからの抽出が最初の一手になります。